2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

魚類

諸星大二郎のマンガに、昨日書いたようなことがあったのだった。『栞と紙魚子と夜の魚』夜に大きな深海魚みたいな魚が街を泳ぐ。魚が通り過ぎた家は次の日には海藻のようなもので出来た偽物になってしまう……。栞と紙魚子と夜の魚 (眠れぬ夜の奇妙な話コミッ…

水槽

昨日、もう寝ようかな、と思って読んでいた本からふと目を上げるとレンタルビデオショップの青い袋が目に留まった。それで返却期限が今日であることに気付き、延滞料金をとられるのが癪で夜中だったけれど返しに行こうと思い、寝静まった家をこっそり抜け出…

時代

新倉孝雄『私の写真術』を読む。リー・フリードランダーやゲリー・ウィノグランド、デュアン・マイケルズらを集めて開かれた展覧会『comtemporary photographers』の第一部toward a social landscape (1966)からの影響の見られる、60年代後半から70年代に…

東京

今日は東京駅に出かけた。丸ノ内口から出てすぐの丸ノ内八重洲ビルの地下に期間限定で開いている丸ノ内パストレイズというギャラリーへ行く。27日まで土田ヒロミの『新・砂を数える』が展示中。俯瞰気味に遠くから人々を捉えている写真。デジタル出力。とて…

病院

目の縁のアトピーがひどくなって、薬を貰いに皮膚科へ行く。いつももの凄いハイテンションで、少しもじっとしていない、親切丁寧だけれど少々危険な感じのお医者さんがいる皮膚科。なのだけれど、今日は先生のテンションが人並みだった。疲れてるのか?今日…

用法

ネットをどう利用するか割り切れないままに、しかしネットを利用している。変なものだよなーと思いつつ。面白いけれどどこか引っかかりつつ。どんな情報もネット上に垂れ流せるということが面白いけれど、どう使っていいのか分からない。ここで書いているこ…

口論

父親と実につまらない事で口論。家のレーザープリンタがどうして紙づまりを起こしたか、についてけんか。後から振り返るとなんであんなにヒートアップしたのか分からない。ばかばかしい。 やむにやまれぬ事情があり、デザインの勉強を少しはしなくちゃいけな…

貰ったオーストラリアビーンズがものすごい勢いで伸びている。貰ってから1ヶ月も経っていないというのに、貰った時の1.5倍くらいの高さになった。ひょろひょろした触覚みたいな枝が3本伸びている。ものすごくバランスが悪くなった。これって切ってしまって…

乱歩

最近バイトばかりしていて疲れ気味。昨晩は読んでいた本に突っ伏してそのまま寝てしまった。 ところで、自殺サイト連続殺人の男が江戸川乱歩の小説の挿絵に触発されたと言っているらしい。自殺サイトのようないかにも今という事件の道具立てに江戸川乱歩とい…

顔面

朝起きて、トイレに行き、鏡をみたら赤い線が顔を縦に走っていた。どうも夜のうちに引っ掻いたらしい。顔を洗ったらひりひりした。化粧をしたが赤い線はやっぱり見えてしまい、今日は一日いろんな人に、どうしたの?、と尋ねられ通しだった。 夏に入って、友…

包囲

このようであることからは、絶対に逃げられない。この体を持つことを忘れるな。この地面に立っていることを忘れるな。 この体から自由なのでは決して無い。この自由にならない体とどのように関係を持つかということ。この地面から自由なのでは決して無い。私…

括弧

最近たまたま読んだ本が、とてつもない数の括弧や山括弧を頻用していた。その括弧だらけの文章が気になった。多い括弧が、そうして書かれている文章がそこで述べられていることを別の位相で記述している気がして。 そしてまた、括弧というのはどのようなもの…

苛立

いろいろなものに、様々なことに苛立っている。時折このようであることが耐え難い。そうじゃないんだ、と否定の言葉ばかりが頭の中を駆け巡っている。表面をとりつくろった安普請の町並みに、狂躁としか思えないおしゃべりに、賢しらな書き物に、白々と明る…

困惑

何を考えているのかいないのか分からないが、私に時々怖い事を言うひとが居て、困る。おそらく相手は私が怖がっていることなんて知らないんだろう。脅すつもりで話をしているとも思えず。多分そういうところへ気の回らない人。どうやって関わって良いのかわ…