東京

今日は東京駅に出かけた。丸ノ内口から出てすぐの丸ノ内八重洲ビルの地下に期間限定で開いている丸ノ内パストレイズというギャラリーへ行く。27日まで土田ヒロミの『新・砂を数える』が展示中。俯瞰気味に遠くから人々を捉えている写真。デジタル出力。とても緻密に沢山の情報が詰め込まれていた。空の色に顕著だけれど、ペンキで塗りたくったような色なのと、複雑な地形にめまいがする。『新・砂を数える』では人々は風景の中に置かれたミニチュアのようで、同時に展示されていた『砂を数える』では何故か人々は皆難民みたいに見えた。どちらでも人はなんだか風景に馴染んではいないように見えたけれど、このような変化は一体どうして起こったのだろう。ともかくも行って良かった。ギャラリーの空間も素敵だった。