日課

春の暖かさに気が抜けているのか、フィルムだけ持って、カメラを持たずに写真を撮りに行ってしまったりする。
今年前半は自らの至らなさを反省して(というよりもほとんどそれを呪って)ばかりでろくに自分の事にも手がつかずに停滞していたような気がする。それではいけないと思い、ここのところ自分で自分を律する為に毎日の日課をつくり、それを一日いちにちこなしている。こういう風に過ごすのは、高校三年生、受験生だった頃以来だ。そのころもそうだったけれど、そうやって決めた日課をこなすのは、始める前が何となく億劫であるのだが、始めてしまうとそのリズムが心地よく、しかも心が穏やかになる気がする。