夕立

今日は、突然の雨にあって、ずぶぬれになった。
帰宅してから、鞄をあけてみたら、上部がなんとも無かったのだから、当然濡れていないはずとタカをくくっていた底の部分が濡れていて、中にしまい込んでいた本が湿ってしまった。気にはなっているのに何となく読まずにいて、なぜか突然読む気になったレヴィ・ストロース『悲しき熱帯』のページの端が彎曲している。スコールにあったと思って勘弁して、と本に詫びて、ページを開いて乾かしている。ずっと読まずにいた事を後悔するくらい面白い本が、どうして連れ出したとたんに上手い具合にスコールに会うのかな。ちょっと出来過ぎではないのかい?
ようやく気付いたけれど、もうすぐゴールデンウィークなのですね。まだまだ先と思っていた。