鼻水

風邪がなおらず、鼻水がとまらない。涙もとまらない。くしゃみもとまらない。
なんだか花粉症みたいな症状ですが、これは風邪です。その証拠に喉が先に痛くなったし、今は節々も頭も痛い。
早くなおさないと。


とかいいつつテレビで『呪怨』やってたので見る。
うーん、おばけが恐くない……。というか、露出しすぎのおばけは好みじゃないんだよなー。お化粧ばっちりの顔とか見ると化粧に気がとられてしまう。ホラーは真剣に集中して今かいまかと待ち構えているときが恐いのに。気が散るー。よけいなこと考えてしまうー。
でも撮り方は恐いところも多かった。さりげなくドアが開いているのが端に映っていたり、主人公の背後に暗い通路が大袈裟じゃないんだけど、でもちょっとだけ映ったり、壁に寄ったところから映してぼやけた壁が映っているのが恐い。ドアや隙間からなにか出てきたり、今カメラがあったその壁のあたりからなにかが…といった具合になりそうで不安感をそそる。室内の撮り方は今まで、黒沢清の『CURE』が恐い!!!不安!!!嫌な感じ!!!逃げたい!!!と思っていましたが、これも結構似ているかもしれない。でもおばけが出てくる肝心の階段の撮り方がいまいち好きじゃ無い…などとぐだぐだ思っていたら監修黒沢清なのか。だけれども、ホラーの撮り方はもしかしたらみんな似ているのか?これからちょっと気を付けてみてみよう。(しかし監修とは映画にどのように関わる人なのでしょうね。私は映画はよく分からないので全然知らない。そのうち覚えていたら友達に聞いてみよう。)
ところで、これはホラーだけに限った事ではないですが、誰が見ているんだかどういう意図で見ているんだか分からない映像は本質的に恐いものなのだと最近切に思う。そして同時に、そのような徹底的にクールな非人称の映像は格好良いのだし、時に見ていて快感だとも思う。そして私はそういう映像が好きなのだ。
かなり怖がりなのでホラー見ると本気で恐いのがそれを楽しむのに難点ですが、恐くないと面白くない。ジレンマですがまたそれがよいのだろうな。私は変態か?