無為

すべき事はあるのだが、それがさっさと出来ないのでいらいらして、日記をはじめてみる。
別にそれをネットに載せる必要はないが、はてなのリンク機能がおもしろいな、と思ったので、それを使ってみたいというそれだけの理由でハイテクの無駄をしてみる。
今日は一日パソコンに向かってレポートを書いて、結局書けなかった。まあそういうこともあるでしょう。そういうことを見ず知らずの他人に向けて、だれも読まないかもしれないことに向けて、しかし独り言としてではなく書いてみる。読んでいる人、もしいるならばこれはあなたに向けて書いた個人的な手紙です。破り捨てるなり開封しないで突き返すなり返事書くなり好きにしてください。でもきっと、私は読んでいない人に向けてこれを書いているんだ。
今は人が借してくれたストーンズのCDを聞いたりしている。Exile on main st.このアルバムはロバート・フランクの写真を使った装丁(?)が格好よい。音は、私は音楽苦手なのでわかりません。前は音楽を聴くのがすごく好きだったのですが、ある時から苦手になりました。調子が悪いとどんな音でもうるさく聞こえて苦しくなってしまう。なんというか、人は音をそれなりにまとまりあるものとして聞くのに、意識せずとも取捨選択をおこなっているものだと思います。例えば会話を騒音の中でも聞き取って成立させることができるように。しかし調子のよくない時の私は、それが出来なくなってしまう。ただ音が平坦に私のなかに勝手に入ってくるようで、うるさくてたまらなくなる。テレビが付いていてその周りでがやがや人が喋っていたりするなんていうのは最低だ。会話というものは聞き取れなくても執拗に私に聞き取ることを要求するし、テレビは効果音までついた賑々しさだ。音楽は人工的に音が整理されたものだから、まだ良いのだけれど、それでもやっぱり音であることには関わりなく、それを聞くには体力がいるのです。今日は、比較的調子が良いので聞いています。ちょこちょこと区切りながら。
そういえば、音のことはあんまり分かりませんが、これを貸してくれた人は元気をだせよと貸してくれました。確かにそういう用途によさそうな音です。
ところで、この日記のタイトルは、ガジュマルの学名からとりました。好きで育てている植物の名前です。