春分

もう春分の日。ガジュマルはじめ、植物は芽をふくらませるなどめっきり春めいている。とはいえまだまだ夜は冷える。
今日も一日私事を片付ける。時折内田ひゃっけん(門がまえに月の「けん」は出ないね。)の短編など読む。百鬼園先生の書き物は結構好きで時々読む。書き物の中でものが膨らんだりふやけたりあやふやになってゆく、その書き様が好き。書きぶりは大変さらりとしていて、あっけない程なのだけれど、そのように怪しさがあっけなくするりと入り込むというのが私には怖くさえある魅力だ。
それはそうと、夜外を歩いたら冷えたのか膝を中心として足が痛い。早く寝よう。